日比谷タクミ 令和を生きるサラリーマンのための資産形成

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資産形成の実現のために"My経営戦略"からはじめよう!

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こんにちは、日比谷タクミです。

今回の資産形成のお話ですが、企業経営を題材にします。

企業には、

・企業が実現したいこと、経営目的
・向こう数年で目指す姿、ビジョン
・中期の経営計画(3〜5年)
・経営戦略

などがあります。その表現は会社によって変われど、基本的な概念は一緒です。

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資産形成も、「やりたいことを実現するために、利益創出によって質的・量的な豊かさを実現する」という意味では、企業経営と同じです。

資産形成においては、世帯の主が資産形成の責任者であり経営者です。

日比谷タクミは国家資格の中小企業診断士を保有する経営コンサルタントでもあり、個人投資家でもあって、企業経営の考え方を投資にも取り入れています。

今回は個人の資産形成の実現のための

"My経営戦略"

の策定について考えてみたいと思います。

My経営戦略策定のための6ステップ

①目的、理念を決める

本業、副業、投資、節約、家計管理など資産形成にはさまざまな行動選択肢がありますが、まず一番最初に考えるべきは、

「自分が将来実現したいこと」
「将来に目指したい姿」

です。

「資産所得を作って家族が将来困らないようにしたい」
「資産を元手に起業して、◯◯を社会問題を解決したい」
「アーリーリタイアして海外でのんびりしたい」

内容は自身の理想に従っていれば何でも良いと思います。

これぐらいシンプルなもので良いので、目指したい姿を明確に言語化しましょう。

これが「資産形成の目的」となり、その後に検討すべき投資戦略にも関わってくるので非常に大切なステップです。

②ビジョンを決める

資産形成の目的が決まったら、具体的な経営ビジョンを決めることです。

よく上場企業の社長が決算説明会などで、

「◯◯年までに世界シェア◯◯%を達成」
「◯◯事業の売上を◯◯年までに◯◯円に引き上げる」

といった説明をされていると思います。

経営目的の達成のために、中期的な視点で設定される目指すべき状態が、ビジョンです。

 

資産形成においてもビジョンを持つべきです。

「◯◯年後には資産◯◯円を達成し、◯◯が出来ている状態になる」

といった自分なりの目指す姿を思い描き、言葉にしましょう。

この時にビジョンは、今の現状の努力ではまだ届きそうにない、でも努力次第では可能なラインに設定するとよいでしょう。

 

③中期経営計画を決める

さて、経営目的、経営ビジョンが決まったところで、次に具体的な経営計画を詰める段階です。

企業の中期経営計画でいうと、見通しが可能な向こう3〜5年くらいの、

トップライン=売上
ボトムライン=利益
ROA
ROE

などが該当します。これらの財務目標数値を置き、ステークホルダーに対して事業計画をコミットしてきます。

 

資産形成でいうと、いつも紹介しているこちらの公式が適切と思いますが、

(収入 - 支出) × 投資利回り

について向こう5年くらいの具体的数値目標を置くということが該当します。

ビジョンを達成するために、

・収入がいくら必要か
・収入 - 支出=投資可能額がいくら必要か
・投資利回りはどの程度必要か

という目標を立てます。

但し、中期経営計画を達成できるかどうかの蓋然性を規定するのは、次で説明する経営戦略です。計画を達成できるかどうかは、その経営戦略の質で決まります。

企業経営においても、資産形成においても、達成が到底難しい無理な目標設定は禁物です。無理な目標設定は必要以上のストレッチを要求するとともに、投資判断を狂わすからです。

特に資産形成においては目標を高く置きすぎると、ハイリスクな取引を行ってしまい、大きな損失を被って市場から退場する、もしくは借金を抱えてしまうこともあります。

現実的、かつ達成可能な中期経営計画を考えましょう。

④経営戦略を決める

ついにやってきました。戦略を決める時です。

経営における戦略というのは、

「いつ、どの領域に、いくら投資するか」

を決めることです。逆に言うと、投資しない領域も決めることです。

資産形成においては、アクションに注力して計画を達成するかを決めることを指します。

以下はあくまで例ですが、

収入戦略:2年以内の昇進(係長→課長)
支出戦略:固定費の徹底的削減
投資戦略:高配当株式への投資と配当再投資

といった形です。

このように、中期経営計画で決めた具体的な財務目標に対して、それをどうやって達成していくのかの方向性を決めます。これは全部やらなくても問題なく、支出の領域だけに集中する、投資の領域だけに集中するという考え方もあります。

この戦略の筋の良し悪し、戦略の方向性の良し悪しが、事業計画を達成できるかどうかを決めるため、実際には中期事業計画は経営戦略と一緒に考えます。

⑤個別(部門)戦略を決める

大方針の経営戦略が決まってからは、個別戦略で詳細を詰めていきます。

これは企業でいうと、営業戦略、財務戦略、マーケティング戦略といったレイヤーの戦略にあたります。

ここからは投資戦略の話に絞っていきますが、そろそろ多くの人の一番の関心毎である「どんな銘柄を買うか?」の話が出てくると思われるかも知れませんが、それはまだです。

その前に、個別戦略の核となる投資ルール、ポリシーを決める必要があります。

以下に例を明示しますが、もし投資戦略が"高配当株式への投資の配当再投資"なのであれば、

「配当利回り3%以上の連続増配株を定期購入する」
「個別株リスクを軽減するために10銘柄に分散をする」
「バイアンドホールドを守り、減配時を除いては売却はしない」

といった形になります。

その後の投資方針はこの投資戦略におけるポリシー、投資ルールに基づいて実行することになるので、極めて重要です。

⑥戦術を決める

さて、ついにやってきました。個別戦略に該当する投資ルール、ポリシーなどを決めた後、最後に検討するのが戦術レイヤーにあたる「どの銘柄を買うか?」です。

「AT&T, MO, RDS-Bなどの高配当、営業CFマージン銘柄を買う」
「JNJ, PG, KOなどの連続増配ディフェンシブ銘柄を買う」

といった、投資戦略を実行するにあたって、どんな戦術を取っていくかを決めます。

とはいえ、戦術にはある程度機動性も求められますので、そこまでガチっと決めなくても良いでしょう。

 

これはビジネスの現場でもよく起こりがちですが、最初に戦術から考えてしまう人が多く居ます。

大所高所から戦略や計画を考える前に、目の前でやることを先に考えてしまい、目的や戦略が不明瞭なまま物事を進めてしまうというのが、よくある失敗です。

資産形成においても、銘柄選びから投資について考えるはやってはいけないことですので、①~⑥のステップをきちんと踏んでから個別銘柄について考えるようにしましょう。

 

日比谷タクミのMy経営戦略

日比谷タクミも資産形成のためのMy経営戦略を持っています。

参考までに紹介しますが、全てをご紹介すると長くなるので一部割愛します。

経営目的

複数の将来キャリア選択肢(起業、個人M&A, 会社員)の確保を、中期の資産形成目的とする

ビジョン

2022年までに税後年間配当金300万円、純金融資産額1億円、ファイナンシャルフリーの達成

中期経営計画 ※2019年のみ

2019年度

収入900万+配当200万 - 支出300万円 = 追加投資資金800万円
投資利回り:配当利回りで税後4%を確保

経営戦略

収入:収入複線化(本業+配当+事業収入)
支出:固定費削減の維持
投資:収入の最低7割を投資に回す
.アセットアロケーション・分散投資

・配当再投資+インデックス投資

個別戦略 ※投資戦略のみご紹介
・アセットクラスの分散(株式・債券・REIT×先進国・新興国・国内)
 ターゲットバランス:株式70%(上限値)、債券20%(下限値)、REIT10%

・バイアンドホールド&継続積み立て投資
・配分目安は高配当アセット75%、インデックス25%

戦術
ex)
・利回り5%を超えている連続増配株は機動的に買う
・市場暴落時には高配当株式ETFを優先的に買い増し

 まとめ

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今回は、「資産形成の実現のために"My経営戦略"からはじめよう!」というテーマで書いていきました。

特に投資未経験者の方や、投資経験が浅い方は、「資産形成=投資」といった思考になってしまいがちです。

しかし、この記事でお伝えした通り、物事を考えるプロセスは企業経営と一緒だということです。

①目的をハッキリさせること
②ビジョンを決めること
③中期経営計画を決めること
④経営戦略を決めること
⑤個別戦略を決めること
⑥戦術を決めること

これがきちんと決まっていて実行可能な状態になっていると、ストーリーが語れるMy経営戦略になっているでしょう。

自身の資産形成の経営者はあなたです。

特に今までちゃんとMy経営戦略を考えたことないよ、という方には是非ご参考にいただければ幸いです。

 

 

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以上、今回も最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m 

 

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