日比谷タクミ サラリーマン×投資家×起業家

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【為替レート変動のリスクが不安】サラリーマンが米国株への投資で為替リスクを低減する方法

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こんにちは、日比谷タクミです。

米国株投資をしていると、気になるのが為替レートの変動です。

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買いポジションを基本とするインデックス長期投資、高配当株式やETFを使ってのインカム投資では、売りポジションを作る為替レートのヘッジがなかなか難しいものです。

そのため、米国株投資の一番のリスクを為替リスクだと言う方もいらっしゃいます。

 

今回はサラリーマンが米国株などドル建てアセットを持つ際の為替リスクについて触れていきます。

この記事はこんな方にオススメ
・米国株投資をしたいが、為替リスクが怖い
・外貨保有比率の目安が知りたい
・円高に備える必要があるのかどうか知りたい

 

結論

ドル建てアセットを継続的に買えば問題なし

 

低成長の日本資産への集中投資は避けたいですが、海外アセットに投資をする以上、為替リスクは必ず発生します。日比谷タクミはある程度前提条件が揃えば、特に為替を強く意識する必要はないと考えています。

 

為替レートを気にする必要がない理由

為替は読めない

為替レートは簡単には読めません。

 

株式はとても大きな枠で考えると、資本主義経済の発展に影響を受けます。資本主義経済が発展する限り、株式価値は長期で高まっていくと考えられます。

この成長蓋然性の高さに投資をするのが、全世界投資という概念です。

しかし、為替レートは通貨間の相対バランスです。国力や国策のバランスは、その都度変動するため、株式よりも"成長の蓋然性に"という観点での蓋然性が弱いと考えています。

 

また、専業のデイトレでFXに張り付いている方ならば、チャート傾向などから必勝パターンを読み解けたりする方もいるかも知れません。しかし、実際はほとんどの方が高いレバレッジをかけて損失を出し、市場から退場しています。

 

そんな中、サラリーマン投資家が「為替市場がどうなるか」を分析するのはだいぶ無理な話だと考えていて、考えるだけ時間の無駄だと思ってます。

 

これは思考停止ではなく、その成長蓋然性を大枠で信じることができ、かつコントロール可能なことだけにフォーカスすべきだということです。

 

ここでいうコントロール可能な領域とは、

・投資戦略
・アセットアロケーション
・投資銘柄

などを指します。

 

アセットアロケーションを考えるにあたり国際分散投資は避けて通れません。そうなれば多かれ少なかれ、リスクコントロールの難しい為替変動は許容しなければいけません。

 

ドル円レートは長期ボックス圏

ドル円レートはここ20年、長期ボックス圏で推移しています。

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出典:Trading view

 

最安値は東日本震災後の74円付近、最高値は2002年の134円付近です。中央値はだいたい110円前後で推移しているので、だいたいこの辺がここ20年の基準レートと言えます。

 

その中で一つだけ言えるのは、

「長期で見ると日本円が対米ドルで強くなる要素がない」

ということです。

 

日本は今後、超高齢化社会が訪れ財政が逼迫し、人口減少により生産力も落ちます。相対的なGDPも低下しますし、1990年代には世界一だったGDP per capita(1人当たりGDP)も継続的に低下していきます。

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また、アベノミクス景気でここ数年の景況感は良い状態が続いていましたが、日銀は金利を上げることはできず、底値を這っています。

日比谷タクミは為替ディーラーでも証券アナリストでもないのでプロではないですが、素人目で見ても今後も短期的な円高はあっても、10年~20年の長期でドル円レート100円を割れる円高が続くというのは考えづらいと思います。引き続きボックス圏での推移、もしくは長期的にはゆるやかに円安になっていくと考えるのが自然と考えられます。

 

サラリーマン投資家の為替リスク対策

①ドルコスト平均法でコツコツ買うこと

シンプルですが、これが一番の為替対策でしょう。

私たち日本人の給与収入は、円ベースです。むしろ円高曲面では、円ベースで給与をもらっている私たち日本のサラリーマンの投資競争力は高まります。むしろ継続点な円ベースの投資資金が確保できる日本人サラリーマンにとってはチャンスになります。

円で優良なドル建て資産を買い続けていけば、ドルの平均取得単価は下がるため、円高も決して怖くありません。

 

以下のシミュレーションは、

・毎年10,000ドルをドル建て資産に積立投資する
・投資開始時のドル円レートは110円
・ドル円レートは投資後の最初の5年は10%ずつ下落、次の5年は10%ずつ上昇を
 繰り返すボックス圏の動き

という、少し最初から為替含み差損を抱えるという悲観的な状態を想定したものです。

 

※ドル円変動時の為替レートの動き

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※円ベース投資額、評価額

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最初の5年は毎年10%円高になるため1ドルは75円まで行きますが、再度上昇していきます。20年間でドル円レートは大きく波打ちますが、ドルコスト平均法で買い進めていくと20年後には平均購入価格は94.4円に下がっています。

 本シミュレーションにおいて20年後は、

・累計投資額:2000万円
・平均購入為替レート:94.4円
・ドル資産額:211,913ドル
・20年後為替レート:121円

となり、564万円の為替含み益が出ていることになります。

もちろんあくまでシミュレーションですが、ドル円がボックス圏で動く限りにおいて、ドルコスト平均法での積み立てを続けていれば、売却益が取れるタイミングは定期的に訪れることになります。

 

②円高に備えて、円で待機資金を持つ必要はあるか?

投資戦略や方針によりけりですが、ドルの暴落時を狙って投資を行う自信があれば、待機資金としてキャッシュポジション、もしくは円ベースの日本債券ETFなどを保有していても良いでしょう。

これは株式投資も一緒ですが、ボックス圏で動く為替の底値を捉えて買いを入れることができれば、戻り局面で大きなリターンとなる可能性があります。

 

しかし、配当によるキャッシュフローの増加を目指す投資家は、基本的にキャッシュを遊ばせておくのは勿体ないので、大きな待機資金を持つ必要はないと思います。

為替をそこまで気にせずに定期的なドル転、ドル建て優良アセットの購入を継続していくべきでしょう。

 

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③ドルで使うこと

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日比谷タクミは、長期での海外駐在を経験していますので、海外生活に馴染んでいますそのため、将来的には海外でビジネスを行うことだったり、資産形成を行ってから海外でリタイヤ生活を送るということも視野に入れています。

 

海外で過ごすことを前提とすると、世界一信頼が高い米ドルで資産を持っていることはアドバンテージになりますし、仮に日本円が高値圏にあっても、ドルを自分の住みたい国でそのまま使えば円高の影響は受けません。

 

日比谷タクミの現在の資産も80%をドルベースで保有しています。

※保有資産の通貨別シェア

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ドルで資産を持つ方は、「海外で将来は暮らす」という選択肢もあることを考慮に入れられる良いかも知れません。

 

まとめ

サラリーマンが取るべき為替リスクについて述べました。

日本円ベースで安定収入がある日本のサラリーマンは、米国アセットへのドルコスト平均法による積立投資で、為替リスクを低減することができるので、継続的な投資を前提とされているのであればさほど大きな心配する必要はないと思います。

もちろん将来は誰にも分かりませんので判断は自己責任での投資をお願いしたいですが、少なくとも日比谷タクミは為替レートは気にせずに、継続して米ドル建てアセットへの投資を行っていきたいと考えています。

 

以上、今回も最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m 

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