日比谷タクミ 令和を生きるサラリーマンのための資産形成

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転職=投資判断であり、それがほぼ全てという話

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こんにちは、日比谷タクミです。

 

今日は"転職"の話ですが、実際は投資にも関連した話です。

転職というのは、サラリーマンであれば一度は考えるであろう甘美な響きの言葉です。 

 

 

転職はいいこと?悪いこと? 

Dodaが実施しているビジネスパーソン2,000人の転職意識調査を見てみましょう。

Q: あなたは「転職」について、ポジティブとネガティブのどちらの印象をより強くお持ちですか?

 

という質問に対して、

23.5%がネガティブ
31.8%がどちらでもない
36.5%がポジティブ

という回答をしています。

36.5%がポジティブというのも少し違和感がありますが、23.5%がネガティブというのもこれまた違和感があります。

 

転職は、それを機会にキャリアが好転していくケースもあるのですが、そうでないケースもありますので、そこに対する恐怖があるのかも知れません。また、日本においては転職回数の多さがロイヤルティの欠如と捉えられる文化のため、そこに対するネガティブ思想があるのかもしれません。

 

この調査では転職経験の有無を切り分けていないので、多少イメージで語られている部分が大きいと思うのですが、実際に転職を経験したことがあるかどうかで、この回答はかなり差が出るのではないかと思います。

 

日比谷タクミの印象だと、少なくとも転職というのは非常に難しい選択に迫られる場面が多いです。

自分の将来について
「考えても考えても結論は出ない」
「でもどこかで判断を下さないといけない」
という決断の難しさがあると思います。

 

 

転職理由の本質

まず、なぜ人は転職を考えるのか?の本質について考えてみます。
実際は人間関係などのネガティブな要因も多いのですが、ここでは根源的な欲求から遡って、本質的に考えてみます。

 

すぐに給料を上げたい

これが一番最も本質的で、もっとも頻出する転職を考える要因ではないでしょうか。


最も欲求に忠実な理由です。

「今の会社でちゃんと仕事をしていれば将来出世して年収も上がるかも知れない。時間がかかるし、確実に上がるという保証もない。上限もある程度限られるだろう」

「社外には自分が知らないだけで、自分をもっと高く買ってくれる会社があって、すぐに年収が上がるのではないか?」

 

いわゆる「隣の芝生は青い」の話です。

平成27年の厚生労働省の調査「賃金が転職によりどのように変化したか」によると、

賃金が「増加した」が 40.4%、
賃金が「減少した」が 36.1%、
賃金が「変わらない」が 22.1%

となっています。

 

年収が上がるオファーが出たからこそ社外に出る決断をした、年収が上がらないなら外に出ない、というケースが実際は多いと思います。

その上でこの数字をどう見るかですが、現状に不満があっても年収が少しなり上がるという後押しがあって人は転職を決断している、と見ることが出来るかも知れません。

 

もっとやりがいを持った仕事したい

 

仕事というのは、お金のために頑張っていても、必ずどこかで限界が来ます。

 

「自分の仕事が人の役に立っていない」
「誰のためにやっているのか分からない」

と感じ始めると、自身のアイデンティティに疑問がうまれ、心がモヤモヤとしてきます。

お金だけのために短期間は走り切れても、暫くたつと自分が何のために働いているのか分からなくなるのです。

 

人が働くためには、

「What」・・・お金などの物理的なリターン
「Why」・・・誰の、何のため、という動機

という要素の両方が必要です。

 

頑張って働いていても適性な報酬が自分に返ってこないと、努力を評価されているように感じることが出来なくなります。

一方で、どんなに高い報酬が返ってきても、誰の、何のために働いているのかがきちんと定義出来ていないと、自分の内的な動機付けが難しくなり、長期でその仕事を継続していくのが難しくなっていきます。 

 

もっと成長したい

人間は生まれながらに成長欲求を持っています。
新しいことに触れ、学び、自身を高めていきたいというのは好奇心ともリンクする人間の根源的欲求とも言えます。 そのため人は成長実感が持てる仕事や、職場環境を好みます。


仕事のお手本となる人が社内にいる
仕事のやり方を教えてくれる
やらせてくれる
出来なかったらきちんと指導してくれる
出来たらきちんと褒めてくれる
サイクルが回りはじめたら次のステップに自分を連れていってくれる

 

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
という、連合艦隊司令長官、山本五十六の言葉とほぼ一緒です。


こういったプロセスがきちんと回っていると、人間は仕事を通しての成長実感を持つことができ、それを支援してくれる会社へのエンゲージメントが高まっていきます。

また成長を競い合い、刺激し合える仲間がいるのも大事な要素です。

 

人間の16の基本的欲求

スティーブン・リースという心理学者の提唱によると、人間は16 の基本的欲求があるそうです。

  • 力:他人を支配したいという欲求
  • 独立:人に頼らず自力でやりたいという欲求
  • 好奇心:知識を得たいという欲求
  • 承認:人に認められたいという欲求
  • 秩序:ものごとをきちんとしたいという欲求
  • 貯蔵:ものを集めたいという欲求
  • 誇り:人としての誇りを求める欲求
  • 理想:社会正義を追求したいという欲求
  • 交流:人と触れあいたいという欲求
  • 家族:自分の子供を育てたいという欲求
  • 地位:名声を得たいという欲求
  • 競争:競争したい、仕返ししたいという欲求
  • ロマンス:セックスや美しいものを求める欲求
  • 食:ものを食べたいという欲求
  • 運動:体を動かしたいという欲求
  • 安心:心穏やかでいたいという欲求

どれも納得のいく欲求ですし、上記に上げた3つの理由にも関連します。
職業や職場選択においてもこの項目の大多数が当てはまると思います。

 

収入・やりがい・成長は、投資判断で決まる

これがこの記事の結論です。

転職によって上記のような欲求が十分に満たせるかどうかは、
そのほとんどが、

「入社後の努力ではなく、入る会社・選ぶ仕事で決まってしまう」

と、日比谷タクミは考えています。

 

言うまでもなく、入社後の自身の努力・活躍は将来の収入・キャリア・やりがいへ影響を及ぼします。

 

しかし、それ以前に
「良い畑」だったり、「自分にあった畑」
を選んだ人は圧倒的に有利となり、高い収穫を得やすいというのが、純然とした事実だからです。

つまり、
自分という人的資本を何に、どこにBETする(賭ける)のか?
の判断が極めて重要で、これを軽く考えてはいけません。

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 自分が有利にゲームを運べるかどうかは、転職において考えるべき大事なセオリーであり、投資的なものの考え方から整理していくべきです。

 

選択肢1:超優良企業にBETする

1つ目の選択肢は、永続性の高いエクセレントカンパニー、超優良企業に入社する、という選択肢です。会社にBETするという選択肢です。

 

すでに長い実績があり、市場から高い収益を継続的にあげている会社においては、

・相対的に年収が高い
・環境変化への対応力が高く、安定性が高い
・上司・同僚のレベルが高い

といった特徴やメリットがあります。

ビジネスパーソンとしての基礎体力を高めながら、高い報酬を受け取ることができるチャンスがあるのです。

ただし、入社するのかが簡単ではない、という点がネックで、限られた人しかこのオプションを選択することができません。

 

選択肢2:成長する市場にBETする

選択肢の2つ目は、成長市場に飛び込むことです。これは市場へのBETです。

 

起業や事業開発に置き換えてみると分かりやすいのですが、

どのマーケットにBETするのか
どのタイミングでBETするのか
どのくらいのリソースをBETするのか 

実際はこの3つで、将来的な事業成長のポテンシャルと、そこから得られる事業利益のトップラインの大部分が決まってしまうのです。

 

いわゆる、

成長産業にいると稼ぎやすい
衰退産業にいると稼ぎにくい

という話に近いです。

 

BETする市場、BETするタイミング、BETするリソースなどの投資判断を誤ると、働けど働けど儲からないという状況に陥りやすくなります。 

もちろん低成長領域でビジネスモデルを変革したり、ニッチトップを目指すなどの戦略もありますが、万人が目指せる訳では有りません。

選択肢3:自分が長期でコミットできる仕事にBETする

3つ目の選択肢が 、自分が好きで、自分に合っていて、モチベーションが最大に湧く仕事を選ぶことです。会社や市場ではなく、仕事内容そのものにBETする方法です。

 

この選択肢はオプションとして有利・不利での判断でなく、自分の熱量、モチベーションを長期にわたってかけ続けられる領域を選ぶことで、差別化するという考え方です。

 

日比谷タクミが十数年のビジネス経験の中で沢山の人と組織を見てきた中で得た解があります。仕事で中長期のパフォーマンスを決定づける決定的な要素は、素養でも、スキルではなく、"モチベーション"だと言うことです。

 

なぜならば、

継続は能力を超える

からです。

 

自身のモチベーションを高められる、継続できるような仕事にちゃんと人的資本を投下できれば、その領域において学習や探求を継続し、高い専門性を持った人材になることができます。

 

 

まとめ

この記事では継続した努力を否定している訳ではありません。むしろ日比谷タクミも、継続した努力をベースに、なんとかキャリアを切り拓いてきたという想いが強いです。


しかし、有利なゲームに参加できた方がやっぱり得です。
そのためには、やはり何にBETするかという投資判断が重要です。


新卒の時には持っていなかった社会人経験という資産を持った状態で、より精度の高い投資判断ができるのが転職ですので、自身の分析をしっかり行って意思決定をしていってほしいと思っています。

 

以上、日比谷タクミでした。今回も最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m

 

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